はじめまして!コーポレートIT室の種田と申します。 コーポレートIT室では全従業員が利用するデバイス、ネットワークインフラ、 SaaS といった IT 全般を統括しています。
メドレーでは自社開発のプロダクト、M&Aで取得したプロダクト、またローカルおよびグローバルのプロダクトを、会社や国を越えて統一的に管理・運用することを目指す「Global One」という思想を掲げています。 プロセスやシステムにおいても、この思想に基づき、個別最適に陥ることなく、グローバルに共通して適用できる標準的なIT基盤を構築することが求められています。
コーポレートITでシステムを選定するときも、「グローバルで標準的に活用できること」が観点のひとつとなっています。Google Workspace、Slack、Confluence、ServiceNow、GitHubといった、各領域でデファクトスタンダードとなっているものを導入・活用しています。
メドレーの人事基幹システムは、2022年からグローバル共通で「Workday」を利用しています。私はコーポレートITとしてWorkdayの導入プロジェクトに参加し、現在は運用や新規機能の導入検討などを担当しています。 昨年の9/15-18に、サンフランシスコで開催されたWorkdayの年次カンファレンス「Workday Rising 2025」に初めて参加してきました。開催から少し日数が経過していますが、当日の熱気あふれる会場の様子や海外カンファレンス初参加の感想をお届けします。
会場の様子
会場はサンフランシスコ Moscone Centerです。合計で500以上のセッションがありました。会場移動とインプットの繰り返しでかなりタフな4日間を過ごしました(最終日が終わった後、ばっちり風邪を引きました) 事前に参加セッションの計画を立てていたのですが、期間中に発表された新機能に関する追加セッションも多くありました。Workdayの機能ごとのブースや協賛企業のブースも多く、4日間ではとても回りきれません!ほとんどのセッションは後から動画が公開されるので、日程後半は会場でしか体験できないハンズオンセッションやブースを中心に参加していました。



おもしろかったセッション・ブース
Keynote: The Workday Platform: Transforming Work with Agentic AI
AI関連企業の買収やAIを中心とした新機能の発表など、初めて聞くことばかりでとてもわくわくしました。WorkdayでのAIエージェント開発・管理・実行やWorkday外のさまざまなデータとの連携を加速させる動きを感じました。発表された新機能の中で、Workdayのデータをゼロデータコピーで外部システムと連携できる「Workday Data Cloud」が個人的にとても気になりました。 セッションの中でも、Workdayは人事基幹システムから「エンタープライズAIプラットフォーム」へ位置づけを変化していくと話されていました。

Equipping You to Manage Workday Learning: A Hands-On Lab
Workdayの学習管理システム(LMS)である「Workday Learning」の研修コンテンツ作成をハンズオンで学べるセッションがありました。ひとり1台パソコンが準備されており、ガイドに沿って手を動かしていきます。(意外と簡単に実装できそうでした!)Workday Learningのハンズオンは日本では開催されないため、良い経験になりました。

Workdayブース
Workdayを開発しているエンジニアの方がブースにいたので、新機能のデモだけではなく、細かな質問にも対応してもらえるのがとてもよかったです!(ただし、私は英語ができないので他の方が質問しているのを聞いて理解するにとどまりました…もっと話せるようになりたい)
協賛企業ブース
協賛企業ブースには、日本ではあまり知られていないHRTechサービスのブースが多かったです。ここでもAI関連のサービスが多かった印象です。気になったサービスがいくつかあったのでご紹介します!
TechWolf
Workdayのスキル管理システムとGoogle Workspace / Slack / Jira / Confluenceを連携することで、自分のスキルプロファイルを生成してくれるSaaSがありました。日々の業務でアウトプットしたデータから自分のスキルを提案されると、自身で気づいていない意外なスキルを発見できる可能性もあって良さそうです!
eduMe
TikTokのような短時間の動画で隙間時間に学べる、デスクレスワーカーをターゲットとした研修プラットフォームです。コンテンツもPDFなどの資料からAIが自動生成してくれるため、管理者側にもメリットがあって良いと思いました。
まとめ
全体を通しての感想
グローバルシステムの年次カンファレンスへの参加は私にとって初めての経験でした。規模・セッション数ともに桁違いですし、自分が興味があることを開発エンジニアに直接聞くことができるのも年次カンファレンスならではの貴重な機会でした。 また、日本のWorkdayユーザー企業様とも交流する機会が多くありました。ユースケースやお悩みごとなど情報交換をたくさんすることができました。
(おまけ)最終日前日にはサンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地であるオラクル・パークを貸し切ったパーティが開催されました。グラウンドやベンチにも入ることができたのがうれしかったです!サンフランシスコに到着した日にドジャース戦を見に行っていたので、大谷選手と同じ場所に立てた…!と思ってしまいました。


Workdayの今後の活用について
セッションでは、AIエージェントを含むアプリ開発やエージェントのセキュアな管理、外部とのデータ連携といった、エンジニア向けのトピックが多かったことが印象的でした。 AIエージェントとのやりとりで業務が進められていく世界観も提示されていました。Workdayでの各種申請・承認がAIエージェントとのやりとりだけで完結できると、従業員にとってうれしい未来だなと思っています。今後のアップデートも継続してキャッチアップし、便利な機能は積極的に展開していきたいです。 また、Workdayのタレントマネジメント分野ではAIを使った機能拡充が多く予定されています。従業員のタレント情報(スキル、職歴、興味など)のWorkdayへの集約を進め、新機能を活用できる状態に整えていきたいと考えています。
おわりに
Workday Risingへの参加を通して、日本開催のイベントでは得られない多くのインプットを得ることができました。参加する機会をいただけたことを本当に感謝しています。また、このインプットを無駄にせず、今後のメドレーの人事戦略にシステムを通じて貢献していきたいと思ってます。
現在、メドレーでは一緒に働く仲間を募集しています。この記事やイベントを通じて興味を持っていただいた方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
※カジュアル面談も大歓迎です!ご希望の際は、「その他の項目(希望記入欄)」にてその旨をご記載ください。