株式会社メドレーDeveloper Portal

2018-09-03

Kotlin Fest 2018 にメドレーが"ひよこスポンサー"として協賛しました

こんにちは、開発本部平木です。去る 8/25 に行われた、日本初(!!)の Kotlin の言語カンファレンスであるKotlin Fest 2018に弊社は"ひよこスポンサー"として協賛させていただきました。

公式 Twitter で紹介された様子

今回スポンサーチケットで参加させていただいたので、つれづれとレポートを書いてまいります。

メドレーと Kotlin の関わり

なぜ、メドレーが Kotlin Fest に協賛したかというと Kotlin を使って Android アプリを作っているからになります。

オンライン診療アプリ CLINICS の Android 版で使っています。

https://play.google.com/store/apps/details?id=life.medley.clinics

Android で正式に Kotlin サポートすることがアナウンスされてからできるところを Java から Kotlin に書きかえていっています。

方針としては、ムリに全部のソースを Kotlin にするという形ではなく改修などで触ったソースで余力があれば書きかえるというスタンスでやっていますが、それでも現在 50%弱のソースが Kotlin になっています。

Kotlin で書いた場合に Java よりも可読性や堅牢性が上がるというメリットを実感していたところ、今回の Kotlin Fest の開催を知り、協賛させていただいたという次第です。

イベントの様子

会場は東京コンファレンスセンター品川でした。自分は初訪問だったのですが、設備も充実しており良い会場だと思いました。

無限に出てくるかのようなコーヒー・飲み物とお菓子が大変ホスピタリティを感じさせます。

スポンサーブースも盛況で、なかでも Yahoo! Japan さんのモブプロ実演や、CyberAgent さんの Kotlin クイズなどが人気を集めていました。

20180903111847.jpg

M3 さんのブースでいただいたロゴ入りじゃがりこ

20180903111902.jpg

セッション

セッションは 2 セッションが同時に行われるという形式でした。

自分が参加したセッションのみですが簡単な感想でご紹介します。

Kotlin で改善する Android アプリの品質

Java から Kotlin への書きかえを考えた場合のアプリの品質を主軸にしてメリットを紹介する…というものでした。

Effective Java の中で紹介されている項目について、Kotlin ではどうなるかという視点での紹介は大変興味深かったです。

Kotlin は Java よりも Null 安全を始め、堅牢だというイメージがありましたが、こうして Java でするべきであるという項目が Kotlin では言語仕様レベルで対応されていることが多いというのを目の当たりにすると、さらに頼もしく思えるというようなセッションでした。

Kotlin アプリのリファクタリングポイント

既に存在する Kotlin のコードをどのような指針でリファクタリングしていくかというセッションです。

「こういうときに書き方複数あるけどどうしよう…」という例ばかりだったので、自分達のアプリでもすぐに使えるような実践的なセッションでした。

中でもいかにMutableなプロパティを避けるかというフローチャートは、理路整然としていてこれから Kotlin を書いていく上でかなり参考になりました。

Kotlin linter

自分の場合、JavaScript などでもわりと Linter は興味がある分野だったのですが、Kotlin の Lint について は android-lint しか使ったことがなかったので、紹介されている Linter の情報が参考になるセッションでした。

Kotlin の Linter もやはり AST を触らないとオリジナルルールの設定ができないのかーなど普段触れていなかった知識が得られて有意義でした。

が、Kotlin の AST はPsiViewerという IntliJ プラグインくらいしか対応してなさそうで、自分で設定するとなると若干つらそうだなという印象でした。

AST Exploreあたりで気軽に試せると良いですね。

Kotlin で愛でる Microservices

サーバサイド Kotlin を Microservice でガンガン使用するために必要なエッセンスがまとまったセッションでした。

元々使っていた Go との使いわけや、実際どのようなアーキテクチャで作って、デプロイや監視など運用をどのようにしているのかなどがコンパクトにまとまっていて大変分かりやすかったです。

サーバサイド Kotlin は弊社で使う予定は現状まだ無いのですが、このセッションを見た限りミニマムに始めることが可能な感じに思えたのが収穫でした。

まとめ

Kotlin の日本初のカンファレンスでしたが、来場者もかなり多く Kotlin エンジニアの裾野が広いなという印象でした(セッションによっては立ち見も出ていました)。

またセッションも初級から上級まで幅広く取り揃えられていたので、飽きることなく楽しめましたし、来年以降も続いていってほしいと思ったカンファレンスでした。

メドレーでは今後も色々な Tech カンファレンスをスポンサードして参ります。色々な場所で、お会いできたらと思います!

株式会社メドレーDeveloper Portal

© 2016 MEDLEY, INC.